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【コラム】身体は呼吸でつくられる(2)イメージで呼吸を拡げる

2013年02月23日 · コメント(1) · コラム

deep_breathe2

身体のどこで呼吸をする?

皆さんは、呼吸というと、
身体のどの部分でしていると思いますか?

試しに、大きく息を吸って、吐いてみましょう。
身体のどの部分を意識しましたか?

ほとんどの人は、
「胸からお腹」
を意識したのではないでしょうか。

呼吸を拡げるための知識

呼吸では、肺に空気を出し入れします。
肺は、胸の中に左右二つある、というところは
誰でも知っていることだと思います。

それでは、肺の高さは、
上はどのあたりまででしょうか?
下はどのあたりまででしょうか?

手で、だいたいどのあたりか、
高さを示してみてください。

さぁ、手はどの高さにありますか?

答えは、
下は、肋骨の一番下ぐらいまで、
上は、鎖骨の少し上ぐらいまで、

です。

lungs_xray

おそらく、鎖骨より下に手があった人が
多いのではないかと思います。

そこで…

「肋骨全体が、風船のように上にも下にも膨らむ。
上は鎖骨の上あたりまで、下は肋骨の下あたりまで」

とイメージしながら、
先ほどと同じように呼吸をしてみてください。

胸の中にある風船が膨らんでいくイメージです。
実際に膨らまなくても、イメージだけで結構です。

先ほどとは違い、
「息が入る部分が胸やお腹よりも上下にふくらんだ」
と感じたのではないでしょうか?

背中で呼吸をする

更に一つ加えてみます。

「吸うときに、背中の上部、
 肩甲骨の間のあたりが上に持ち上げられる」

「吐くときに、背中の下部、
 肋骨の一番下あたりが下に引き下げられる」

とイメージしてみてください。
これも、実際にそう動くというよりも、
イメージだけで大丈夫です。

今度は
「身体の前面だけでなく、背中にも息が入った」
と感じた人が多いのではないでしょうか?

普通の人は「呼吸で背中を動かす」という意識は
低いはずなので、最初はうまくできないかと思いますが、
慣れてくると、呼吸でも背中が動いてきます。

(参考:
上後鋸筋(じょうこうきょきん)-筋肉.guide
下後鋸筋(かこうきょきん)-筋肉.guide

以上は、「ねこ背は治る!」という本当で紹介されている
エクササイズを少しアレンジしたものでした。

この本では、
「呼吸についての正しいイメージを持つことで、
呼吸を深くすることができる」
とされています。その通りですね。

野口整体の野口晴哉氏は、
「背骨に息を通す」
と表現されていますが、同様のことを
意味しているのではないかと思います。

このように、私たちが日頃何気なくしている呼吸は、
身体が本来動く範囲の、一部分しか使っていないのです。
そしてこのことは、呼吸には限りません。


まとめます。

  • 普通の人は、限られた部分だけを使って呼吸している
  • それは身体についての誤ったイメージを持っているから
  • 実際には、肺は鎖骨の上まで、肋骨の下まで膨らむ
  • 吸うときに背中の上部が持ち上がり、
     吐くときに背中の下部が引き下げられる、
     とイメージすることで、背中や胸全体を使って呼吸する助けになる

「呼吸が浅くなっている?」と感じたときは、
 紹介しましたように
「胸だけでなく、背中にも息が入る」
 というようなイメージをしてみてください。

 深い呼吸は健康の源です。

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