【コラム】睡眠の質を高める(1)健康も病気も夜作られる


「睡眠の質を高める」

忙しく暮らす、多くの現代人の
願いではないでしょうか?

短時間睡眠でもスッキリする方法、
といった話もあれば、
適正な睡眠時間は遺伝で決まっている、
という研究結果もあります。

健康も病気も夜作られる

まだ睡眠の役割には未知の部分が多いものの、
睡眠不足が身体に良くないということは、
確かであるようです。

恒常的な睡眠不足は免疫力を弱め、
病気に対する抵抗を弱めてしまうのです。

一方、健康も夜作られます。
十分な睡眠が取れれば、
日中の疲労を回復し、健康が保たれます。

十分な睡眠が取れない場合は、
日中の疲労が翌日に持ち越されます。
なんとか平日を乗り切って週末で回復する、
という生活は、ギリギリの綱渡りです。

少しずつ歪みが蓄積し、
こらえきれなくなったときに、
それを諌めて身体を休めてくれるのが、
病気の役割です。

「十分な睡眠」を得るために

睡眠不足を解消するには、
時間を伸ばすか、質を高めるか、です。
基本は、十分な時間、しっかりと睡眠を取ることです。

しかし日本人は、世界の中でも
睡眠時間が短い国民です。
その勤勉さが日本を支えているのですから、
それを責めるのも酷なことです。

となると、睡眠の質を高める方法があれば、
ぜひ知りたいものです。

睡眠の質を高めるには?

一般的なテーマですので、
様々なアプローチがあります。

・枕を、頭にあった最適なものにする
・定期的に運動をする
・夜寝る直前に物を食べない

しかしここでは、身体の側から睡眠の質を
高めることを考えてみましょう。

睡眠中に、身体は何をしているのでしょう?
次回は、寝ている間に身体が調整される
仕組みについてお話しします。

睡眠の質を高める(2)寝相が身体を整える

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