Team-PCS:二子玉川のパーソナルトレーナー。施術、各種スポーツの指導(テニス、野球など)、コーチ向けの指導方法もお伝えします。

【コラム】身体は呼吸でつくられる(1)呼吸と心のつながり

2012年10月24日 · コメント(0) · コラム

呼吸は、生命維持に必要な活動の中で、
唯一意思でコントロールできるものです。
(心臓の鼓動はガマンして止めたりできません)

皆さんも経験していることかと思いますが、
呼吸は精神状態にも影響を与えます。
呼吸についての知識があれば、
人生の様々な場面で役立てることができるでしょう。

呼吸は心を映す

呼吸は心の状態を映し出します。

落ち着いているときは、
ゆっくりとした深い呼吸。

不安や緊張を感じているときは、
早く浅い呼吸になります。

そしてとても大事なことは、
「心の状態→呼吸」
という方向だけでなく、
「呼吸→心の状態」
という方向にも、コントロールが可能だということです。

ヨガや整体などでも呼吸を重視しますし、
緊張しているときの深呼吸なども、
「呼吸によって心の状態をコントロールする」
という知恵でしょう。

理想は「揺れない心」をつくることかもしれません。
しかし悟りを開いた聖人でもなければ、
心は揺れ動くのは仕方がないことです。

その「揺れ動く心を、少しでも静める方法」を
身につけることができれば、
日常生活やスポーツなど、
様々な場面で役に立つことでしょう。

呼吸で心を静める

以前のコラムでも書きました通り、
「呼吸」は「呼」、つまり吐くことが先です。

人間苦しくなったら自然に吸いますから、
吸うことは特に意識しなくても大丈夫なのです。

呼吸が浅くなるときは、
吐くことが十分にできなくなっているときです。

従って、ゆっくりと、しっかり息を吐くことを
意識するようにしましょう。

齋藤孝氏の「呼吸入門」では、
3秒で吸い、2秒止め、15秒吐く、という呼吸法が
紹介されています。

斎藤 孝
角川書店 2003-12
¥ 1,260

15秒吐き続けるのが難しければ、10秒でもOKです。
これぐらいのバランスで、ゆっくりと息を吐いてみます。
息を吐くと、身体も心も、静まります。

「呼吸が浅くなっているな」と感じたら、
「ゆっくりと吐く」ことを意識してみましょう。

呼吸で心を奮い立たせる

スポーツの試合前など、あまりリラックスしすぎても
いけない場面もあります。

そういった場面では、逆に呼吸を早くしてみるのも
一つの方法
です。

呼吸速くすることで、交感神経を刺激し、
心と身体のエンジンをかけることができます。

同じ理屈で、ウエイトトレーニングの際にも、
重りをあげる前に速く呼吸を行うことがあります。
(ハイパーベンチレーション)


まとめます。

  • 呼吸は心の状態を映す
  • 呼吸によって、心に働きかけることができる
  • 心を静めるには、呼く息をゆっくりと長くする
  • 心を奮い立たせるには、呼吸を速くする

自分の呼吸の深さはどうでしょうか?
まずは、自分の呼吸を意識してみるところから、
始めてみましょう。

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