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【コラム】姿勢を良くするコツ(7)姿勢を感じるエクササイズ

2012年04月09日 · コメント(0) · コラム

正しい姿勢は、あらゆる動きで
良いパフォーマンスを発揮するための土台です。

一方、姿勢は長い時間をかけて身体になじんでいますから、
なかなか簡単に変えられるものではありません。

そこで今日は、姿勢を変える第一歩として、
自分の姿勢がどうなっているのか、
を感じるためのエクササイズを紹介します。
数分程度しかかかりませんので、試してみてください。

体重がかかっている位置を感じる

まず、何も考えず、いつも通りに立ってみましょう。
目をつぶってみるのもよいかもしれません。

体重は、足の裏のどの部分にかかっていますか?
つま先側ですか?かかと側ですか?
つま先の先端を1、かかと側の端を5とすると、
どのあたりでしょうか?

なんとなく頭に数字が浮かぶでしょうか。
右足と左足で、違うかもしれません。
5段階では粗すぎる、という人は、
10段階にしてもいいでしょう。

体重は足の裏全体にかかっていて、
特段どこにかかっているかわからない、
ということもあるでしょう。
それでも結構です。

まずは、「感じよう」としてみてください。

色々な体重のかけ方を試してみる

次に、体重がかかる位置をわざと動かしてみます。

例えば、頭の位置を変えずに、腰を前や後ろに動かすことで、
体重をつま先の1からかかとの5まで動かしてみましょう。

  • 腰を前に動かすと、体重は足裏のどちらに動くでしょうか?
  • そのとき、太腿の前や後ろの筋肉の力の入り具合は、どうなりますか?
    手で触りながら動いてみると、わかりやすいかもしれません
  • ふくらはぎの筋肉はどうでしょうか?

今度は、腰ではなく、頭を動かしてみたらどうなるでしょう。

  • 体重は足裏のどちらに動きますか?
  • 太腿やふくらはぎの筋肉の力の入り具合はどうですか?

身体の動きと、足裏の体重の動き。
そしてそれに伴う、脚の筋肉の力の入り具合。
自分の立ち方のクセ、なんとなくわかってきたでしょうか。

不安定な状態で立つ

ストレッチポール(ハーフカット)を
丸い部分を上にして置き、その上にしばらく立ってみます。
じっと静止していられないかもしれませんが、それでOKです。

慣れてきたら、通常の円柱タイプの上に乗るのもいいでしょう。
#転ばないように十分注意して下さい!

しばらくしたら、普通の床の上に降りて立ち、
体重のかかり方や脚への力の入り具合を感じてみて下さい。
何か変化はあったでしょうか?

我々は、舗装された道、平らな床の上で暮らしています。
その上に立ち、歩くだけなら、身体が本来持っている
バランス調整能力を使わなくても生活できてしまいます。

エチオピアの長距離選手は、日常のトレーニングで、
あえて凸凹の激しい、石がむき出しの道を走るそうです。
そうして身体が持つバランス調整能力を目覚めさせることで、
余分な力を使わない効率の良い走りが可能となるのです。

彼らのようなことはできないとしても、
身体を目覚めさせるヒントが、
「わざと不安定な状態をつくり出すこと」です。

バランスを取ろうとフラフラしているうちに、
身体は自然と楽な姿勢を取るようになり
ます。
それが、ストレッチポールを使った理由です。
(他のものでも代用できます)

ストレッチポールは他にもいろいろな使い方があり、
持っていると便利なものですので、オススメです。


自分の姿勢について考えてみるのはいかがでしたか?

こうして、姿勢について考えるようになると、
今まで気にならなかった周りの人の姿勢が、
気になるようになってくるかもしれません。
それも、すばらしい変化の一つです。

生活の中で、常に姿勢を意識できないのは仕方がありません。
しかしまずは、自分の姿勢を「感じる」ことが、
正しい姿勢を身につける第一歩
なのです。

つまりあなたは今日、正しい姿勢を手に入れるための
大きな一歩を踏み出したということになります。

おめでとうございます!

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