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【コラム】身体の後ろ側を使う(4)スイングの軸も後ろ側?

2012年02月04日 · コメント(0) · コラム

スイングをするときには、回転の軸があります。
軸を曲げずに、まっすぐに立てることで、
無駄な動きがない、スムーズな回転ができます。
逆に、軸が曲がっていたら、
ガタガタしてしまい、うまく回ることはできません。

さて、その軸とは身体のどこを通っているのでしょうか?

軸は踵!

回転軸は、脚の前側ではなく後ろ側、つまり踵の付近です
つま先ではありません!
後ろ脚(右打ちの右足)、前脚(右打ちの左足)の軸、
どちらも踵を通ります。

下のフェデラーのスイングでの右足を見てみると、
軸が踵を通っていることがわかります。(0〜15秒)

もし軸がつま先を通っているとしたら、
「踵が」つま先の周りを動くはずです。
でも、そうはなっていません。
むしろ、「つま先が」踵の周りを回っています。

少なくとも「地面を親指のつま先で蹴って」
スイングしているのではなさそうです。

踵から太腿の後ろを通り、背中を通ります。

スイングで後ろ足が引かれる動き

野球、テニス、様々なスポーツで、
スイング時に後ろ足(右利きバックハンドでの左足)を
背中側に引く動き
が見られます。

上の動画で、フェデラーの左足は、
なぜ背中側に引かれているのでしょうか?(7秒〜)

「後ろ足のつま先で地面を押す」と考えると、
後ろ足が背中側に引かれる理由はわかりませんが、
「後ろ足の踵に軸がある」意識でスイングをすると、
確かに後ろ足が背中側に引かれます。
(試してみて下さい)

どうやらトッププロは、こういう意識で
スイングしているようです。

深層筋を使ったスイング

踵を軸としたスイングでは、
身体の深層の筋肉が使われます

例えば、踵を踏み込む際には、大腰筋が働きます。

結局、踵に軸を通すということは、
深層の筋肉を含めた、全身の力を
うまく使うということ
なのです。

深層の筋肉が使われることで、
軸がまっすぐに安定し、無駄のない
効率の良いスイングになるのでしょう。

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まとめます。

  • スイングでは、後ろ足の軸は踵側にある
  • 後ろ足を背中側に引く動きが出るのは、踵側に軸があるから
  • 踵側に軸があると、身体の深層の筋肉が働き、軸が安定する

次回は、身体の後ろ側を使って生活する際に
意識したいことについてお話します。

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