【コラム】大腰筋(2) 大腰筋は難しい?

大腰筋は、太ももを上げる働きがあり、
うまく使えれば、身体のパフォーマンスを
高めることができる、重要な筋肉です。

しかし一方で、うまく使うことが難しい筋肉です。
理由はいくつかあります。

同じ働きをする筋肉(協働筋)として、
太腿の前面の筋肉(大腿四頭筋)があります。
普通に足を上げようとすると、
この大腿四頭筋を主に使ってしまい、
大腰筋はあまり働きません。
(参考:大腿四頭筋(だいたいしとうきん)

しかし、結果として足は上がるので、
はたして大腰筋が使えているのかどうか、
本人でも自覚しにくいのです。

また、大腰筋はお腹の奥深くにあるため、
触って、力が入っているか確認することも困難です。
(内臓や動脈が近くを通っているため、
知識なしに触ろうとするのは危険です!)

こういった理由から、
一般の人だけでなく、スポーツ選手であっても、
大腰筋をうまく使えていない人が多いです。
それ以前に、大腰筋に関して知っている人が
ほとんどいないというのが現状です。

それでは、大腰筋をきちんと働かせるには
どうしたらいいのでしょうか?
次回は、大腰筋をうまく使うためのコツを紹介します。
大腰筋(3)

Fujimoto

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