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【コラム】身体の後ろ側を使う(2)身体の後ろ側が使いにくい姿勢とは?

2012年01月21日 · コメント(0) · コラム


人間の目は、頭の前側についているため、
何かをよく見ようとすると、
つい頭が前に出てしまいます。
特に日本人は、頭が前に出て背中が丸まり、
猫背になってしまいがちです。

日本人はノコギリを引いて切りますが、
外国人はノコギリを押して切ります。
こういった身体の使い方の違いは、
文化的なものなのでしょう。

頭が前に出てしまうと…?

頭が前に出るということは、約5kgもある重り(頭)が
前に移動するということ
です。
そして、その重い頭を支えるのは、細い首。
首の筋肉に「凝るな」という方が無理というものです。

その首は、肩や背中につながっています。
頭が前に出ると、猫背になり、骨盤も後ろに傾き、
肩凝り、背中や腰の張りをも引き起こします。

また、頭が前に出た状態で立つと、
重心が前に移動していますから、
太腿の前側に力が入ってしまいます。

この状態では、不要に筋肉が緊張していて、
既に体勢が崩れてしまっています。
ですから、背中や太腿の後ろなど、
身体の後ろ側の筋肉を使うことは
難しくなってしまうのです。

頭の位置一つでも、身体全身に影響が出るのですね。

世界のトップの選手を見てみると、
スッと姿勢が立っています。
フェデラーや錦織のスイングを見ても、
首と頭が前に出ていることは、まずありません。
身体に軸が立っていることで、
全身の力を使うことが可能となる
のです。

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まとめます。

頭が前に出ると、

・背中が丸くなり、骨盤が後ろに傾く
・つまり体勢が崩れている
・大きな背中の筋肉を含めた、全身の力が使いにくい

日常生活の中でも、自分の姿勢に気をつけてみましょう。
特に、座っているときに注意です。
頭が前に出ていると気づいたら、
顎を引き、頭の位置に気をつけましょう。

その際、猫背になっていないか注意です。
いくら顎を引いても、土台の骨盤や背骨が曲がっていては、
バランスは取れません。

以前のコラムの「体の軸のつくり方」の話も
参考にしてみてください。

次回は、太ももの後ろ側を使うということについてお話します。

身体の後ろ側を使う(3)太腿の後ろを使う(ハムストリングス)

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