ストレッチ

【コラム】ストレッチのコツ(1)ストレッチで誤解されがちなこと

ストレッチ
ストレッチとは、言葉の通り
「筋肉を伸ばす」ことです。

筋肉は異常があると縮みます。
伸ばされた筋肉は血流が促進され、
正常な動きを取り戻します。

このためストレッチには、
様々な役割があります。

  1. 運動前のウォーミングアップ
  2. 運動後のクールダウン
  3. 体の柔軟性を高める(柔軟体操)

などが主なものです。

今日は、ストレッチについて、
誤解されがちな常識?について
お話します。

☆痛くてもガマンする?

ストレッチは痛い方が効くと、
痛みをガマンしていませんか?

しかし、残念ながら、
痛みをガマンしたからといって
体が柔らかくなるわけではありません。

痛くない範囲でも、
筋肉がきちんと伸ばされていれば、
ちゃんと効果はあるのです。

むしろ、痛みから逃げようとして、
背中が曲がったりして、姿勢が崩れてしまうと、
伸ばそうとしている部分が
きちんと伸びなくなりますので、
ストレッチの効果が減ってしまいます。

ストレッチは、
正しい姿勢で、痛くない範囲で行う
ことが重要なのです。

☆ストレッチは長くやるほど効果がある?

最近は、同じ姿勢でのストレッチで
効果が上がるのは40秒までで、
それ以上続けると、筋肉に疲労物質がたまり、
効果が薄れてしまうという説もあります。

筋肉を無理に長時間伸ばそうとすると、
オーバーストレッチになり、
むしろ筋肉を痛めてしまいます。
それでは元も子もありません。

☆反動をつけた方が効果がある?

これはよく言われていることですが、
反動をつけると、筋肉や腱に必要以上に
無理な力がかかってしまいます。

これも筋肉を痛める原因となり、
良いことではありません。

また、反動に耐えようと筋肉を固めるため、
肝心の伸ばそうとしている筋肉ではなく、
別の筋肉を伸ばしてしまったりもします。

ストレッチは、楽な範囲でやればOKなのです。

——————————–

まとめます。
ストレッチのコツです。

  • 痛くない範囲で、正しい姿勢で行う
  • 長くやりすぎない。40秒までが目安
  • 反動はつけない

痛みとは、体が
「そうしないように!」
と発している警告です。

ストレッチに無理は禁物です。
痛くない範囲で、正しい姿勢で行いましょう。

Fujimoto

ストレッチのコツ(2)楽な方を多くやる(操体法)

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